貯金方法

いざという時のための生活防衛資金の貯め方-1人暮らしでも楽に1年で50万を貯める方法

皆さんは万が一のために貯金はしていますか。

今の時代大企業であってもリストラや倒産など突然の出来事により、収入が途絶えてしまう可能性が誰にでもあります。

また、会社を辞めて独立したいと思っている場合も事業が軌道に乗るまでは収入が不安定になることが考えられます。

そのため、生活防衛金を貯めておくことは今の時代必要不可欠です。

しかし貯蓄がないという人も全世代で13.4%います。
参考:2019年 国民生活基礎調査の概況(リンク先:厚生労働省)

「毎日の生活だけで貯金なんて出来ない」という人でも大丈夫です。

きちんとした方法をおこなえば、生活防衛金を貯めることは誰にでも出来ます。

つくし
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これからご紹介する4つのステップで、無理することなく楽に、1年で50万円を貯めてみましょう。

この記事はこんな人におすすめ

  • 将来のお金が不安な人
  • 会社を辞めて独立を考えている人
  • 貯金を増やしたいと思っている人

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生活防衛資金とは?

生活防衛資金とは、突然の出来事に備えておくお金です。

毎月使う金額(生活資金)の3ヵ月~半年が目安にはなります。

ただ不測の事態が続くこともあるため、理想としては半年~1年間分は用意しておきたいところです。

いくら貯金すれば安心できるか

お金の不安は誰にでもあります。

高年収の人や何億も貯金がある人達でもお金の不安は持っているので、お金の不安を持っていることは変な事ではありません。

漠然とした不安があるのは、将来どのくらいのお金が必要になるかが分からないことが大きく関係しています。

お金の不安を解消するためにも、将来のライフプランを考えてみましょう。

将来のライフプランを考える

お金の不安がある人は将来のライフプランについて考えてみましょう。

具体的には20代に車の購入や30代に住宅購入、40代50代には子供の大学費用などこれからの人生で必要なお金を書き出してみてください。

その際に出産費用や車の買い替え費用など必要な支出だけでなく、新婚旅行や家族での旅行などやりたいことも書き出してみましょう。

あくまでもプランなのでまずは書き出して見ることが大切です。

つくし
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お金はあくまでも夢や目標を叶えるための手段の1つに過ぎないことを忘れないようにしましょう。
自分で考えるのが面倒な人はプロに任せよう

結婚資金や教育資金、住宅購入、老後資金など人生においてお金がかかるイベントはたくさんあります。

将来のライフプランを考える上でお金の話は避けては通れません。

その場しのぎだと怪我で働けなくなった時や定年退職した後に生活できなくなってしまいます。

しかし勉強や仕事、育児など日々の生活で忙しい人はなかなか将来のお金について考える時間はないかもしれません。

そんな人はファイナンシャルプランナー(FP)を利用してみましょう。

つくし
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ファイナンシャルプランナーはお金の専門家です。

家計の見直しから将来かかるお金の話、老後資金についての相談も乗ってくれます。

相談は無料で出来るので、時間がないけど将来のお金に不安がある人は↓をクリックしてみて下さい。

 

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生活防衛金を貯める4つのステップ

誰にでもできる生活防衛資金を貯める方法は次の4つのステップを踏む必要があります。

4つのステップ

  1. 毎月の収支を把握する
  2. 貯金用口座を準備する
  3. 支出を削る
  4. 1ヵ月の収支を振り返る

①毎月の収支を把握する

お金を貯めるために最初にしなければいけないことは1ヵ月の支出を把握する(何にどのくらい使っているのかを把握する)ことです。

収入はきちんと把握している人でも支出の把握は出来ていない人は意外と多くいます。

1ヵ月の支出が把握できていないと「何にどのくらいお金を使ったか分からない」という状態になってしまい、貯金を増やすことが出来ません。

そのためまずは家計簿からつけてみましょう。

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家計簿は細かな項目が多いとつけるのが大変なので、ざっくりした項目でつけるのがポイントです。

手書きが面倒な人はレシートを写真撮影するだけで、家計簿を自動記録してくれるアプリを利用してみましょう。

特に「マネーフォワード」は一度クレジットカードと連動させると写真を撮る必要もなくなるので私のようにズボラな人ほどおすすめです。
↓↓

マネーフォワードについて詳しく知りたい人は↓の記事をクリックして下さい。

家計簿アプリはマネーフォワードがおすすめ-使ってみて感じたメリットとデメリット

家計簿が続かない人は、1ヵ月分のレシートや領収書を封筒やクリアファイルなどに保管しておきましょう。

その際ネットの買い物などレシートがないものは、忘れずに商品名と金額を付箋やメモ帳などに記録しましょう。

レシートを溜めたくない人やメモを書くのが面倒な人は、携帯のメモ帳やパソコンのExcelなどでもOKです。

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自分に合ったやり方で1ヵ月の支出を記録して下さい。

②貯金用口座を準備する

確実にお金を貯めるには「先取り貯金」をしてみましょう。

先取り貯金は下記のように先に毎月決まった額(貯蓄分)を取り分けて、残りを生活費としてやり繰りするのが先取り貯金のやり方です。

手取り- 貯蓄分(先取り貯金分)
=生活費

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先に貯蓄分を取り分けるため、余った分を貯蓄するよりも貯金しやすくなっています。

手取りの20%を貯蓄分(先取り貯金分)に回すのが理想的です。

ただし、これまで貯金が上手くいっていない人やちゃんと出来るか不安な人は、まずは手取りの10%から始めてみましょう。

先取り貯金の金額を高く設定し過ぎない

貯金が継続できない人は、早く目標金額を貯めたいと思い、毎月の貯金額を高く設定しがちです。

無理な金額を設定するとストレスになり、継続することが出来なくなります。

先取り貯金の仕組みを作るために、まずは口座を

①普段使う(生活に使う)口座

②貯蓄(貯金する)口座

の2つに分けましょう。

生活費やクレジットカードなどの支払いは①の口座から支払うようにして、②は目標額が貯まるまで手を付けないようにします。

口座を分けることでスムーズにお金を貯めることができます。

先取り貯金はその仕組みを作ってしまえば、初心者でもお金を貯めることができるので、今まで貯金が上手くできなかった人にもおすすめの方法です。

先取り貯金について詳しくは↓の記事を参考にして下さい。

無理なくできる先取り貯金の方法-封筒を使わず口座を使って自動化する

③支出を減らす

貯金額を増やすには収入を増やそうと副業を始める人もいますが、入ってくるお金が増えても出ていくお金の管理が出来ていないと収入が上がっても貯金額は増えません。

そのため、収入を増やすことよりもまずは、支出を減らす(節約する)ことに取り組みましょう。

支出を減らすにはまずは、固定費の見直しから始めるのがおすすめ。

なぜなら固定費の見直しは一度すれば継続して節約効果が得られるため、食費などの変動費よりも効率的に支出を減らすことができるためです。

見直したい主な固定費

  • 家賃
  • 光熱費
  • 保険
  • 車関連
  • 携帯・通信費
  • その他の固定費(サブスクリプションや習い事など)

固定費の見直しについて、より詳しく知りたい人は↓の記事を参考にして下さい。

節約は固定費の見直しから始めよう!-固定費を見直して支出を減らす-

④1ヵ月の収支を振り返る

毎月必ず収支の確認をして下さい。

家計簿をつけている人は、各支出の項目が収入に対してどのくらいの割合を占めているのか確認してみましょう。

家計簿ではなくレシートなど保管していた場合には、1ヵ月分の記録が集まっているので、各商品を次の基準で〇・✖・△に分けて無駄な買い物がどのくらいあるのかを割り出します。

〇→買って良かった物・必要な物

✖→買って後悔した物・買う必要がなかった物

△→買わなくてもよかった物

時間が経ってから自分の買い物を振り返ることで、無駄遣いになっている物が見えてきます。

無駄遣いや収入に対して高い支出の項目は、積極的に見直しをしていきましょう。

まとめ

突然の出来事が起こっても生活防衛資金があれば、アタフタすることはありません。

また会社を辞めて独立する場合や転職する時にもある程度のお金が貯まっていれば行動しやすくなります。

お金と真剣に向き合うのは最初は大変かもしれません。

しかし人生においてお金のことを真剣に考えることは必要なことです。

将来のライフプランを考えつつ、無理なく貯金をしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。

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