キャッシュレス決済

学生にもおすすめのチャージ式プリペイドカードのメリットとデメリット

プリペイドカードはキャッシュレス決済の1つです。

特にチャージ式プリペイドカードは繰り返し使用することができ、ほとんどクレジットカードと同じように店舗やネットショッピングで使用することができます。

しかしチャージ式プリペイドカードは予め入金(チャージ)した分しか使用できないため、使い過ぎてしまうことがありません。

またクレジットカードに比べて、発行できる年齢が低いため使用するハードルも低いといえます。

そのためチャージ式プリペイドカードはクレジットカードを使い過ぎてしまう人やクレジットカードを持てない学生におすすめです。

この記事はこんな人におすすめ
  • プリペイドカードに興味のある人
  • チャージ式プリペイドカードについて知りたい人
  • まだクレジットカードを持つことができない学生の人

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使い切り式とチャージ式プリペイドカードの違い

プリペイドカードには使い切り式とチャージ式の2種類があります。

プリペイドカードは使い過ぎの心配がないため、クレジットカードを持てない学生でも安心して使うことができます。

使い切り式プリペイドカード

購入した金額分の使用することができるプリペイドカードのことです。

つくし
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使用後は再利用することはできません。

使い切り式プリペイドカードの代表的なものは「QOカード」や「図書カード」、「ギフトカード」などです。

チャージ式プリペイドカード

プリペイドカードに予めお金をチャージしておくことで、その金額内で使うことができます。

チャージ式プリペイドカードメリットは次の通りです。

チャージ式プリペイドカードのメリット
  1. 繰り返し使用することが出来る
  2. チャージする金額は自分で決めることが出来る

チャージ式プリペイドカードのデメリット

予めチャージしなければいけない

プリペイドカードは前払いのため、予めお金をチャージしなくてはいけません。

チャージする金額は、自分で決めることができるので必要以上に使うことはありませんが、頻繁にチャージするのは大変です。

つくし
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ただし面倒だからとチャージする金額を多くすると使い過ぎの原因にもなるので注意が必要です。

分割払いが出来ない

クレジットカードと違い、分割払いは出来ません。

そのため使用時に金額が不足しないように、使える金額は常に分かるようにしておきましょう。

払い戻しは出来ない

チャージしたお金は基本的に払い戻しは出来ません。

そのため、チャージする金額はよく考えて決めましょう。

つくし
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毎回のチャージが面倒だからと、チャージ金額を多くすると後悔することになりかねません。

チャージ式プリペイドカードの申し込み

ほとんどのプリペイドカードは年齢制限が緩く、発行時もいくつもの書類を用意する必要はありません。

書類が必要な場合も、ほとんどの場合本人確認書類(運転免許証など)のみです。

また年間費は無料のことが多く、発行する際の手数料も無料なものが多いですが、中には発行手数料や発送手数料がかかるものがあるので、申し込み時には必ず確認しておきましょう。

つくし
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かかる手数料は数百円です。

プリペイドカードへのチャージ方法

チャージする方法は基本的に次の3通りになります。

またチャージできる金額は各プリペイドカードにより異なります。

つくし
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使い過ぎが心配の人はあえて上限が低いものを選ぶ方がいいかもしれません。
主なチャージ方法
  1. インターネット上でチャージ
  2. コンビニエンスストアでチャージ
  3. ATMでチャージ
  4. オートチャージ

①インターネット上でチャージ

多くの場合インターネット上のマイページから必要金額をチャージすることができます。

プリペイドカードによってはポイントも現金としてチャージできるものもあります。

②コンビニエンスストアでチャージ

取り扱いのあるコンビニエンスストアのレジでチャージしたいことを伝えて、必要金額を支払うとチャージすることができます。

つくし
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大手のコンビニエンスストアでは大体が取り扱いがあります。

③ATMでチャージ

ATMにプリペイドカードを入れて、必要金額を入れることでチャージすることができます。

④オートチャージ方法

オートチャージとは、予め決めた金額を下回った場合に自動的にチャージされる機能です。

つくし
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毎回チャージする必要がないため便利ですが、使い過ぎには注意しましょう。

支払い方法

支払い方法はクレジットカードでの支払い方法とほとんど同じです。

また利用明細もネットで簡単に見ることができます。

つくし
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Visa LINE Payプリペイドカードなど使用すると通知がくる便利なものもあります。

店舗での支払い方法

レジにてカード支払いを伝えましょう。

プリペイドカードは分割払いができないので「1回払い」になります。

ネットショッピングでの支払い方法

支払い方法でプリペイドカードを選び、必要に応じてセキュリティーコードなど入力するようにしましょう。

18歳以上はクレジットカードが作れる

2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下がりました。

そのため18歳以上であればクレジットカードが作れるようになりました。

参照:民法(青年年齢関連)改正Q&A(リンク先:法務省)

クレジットカードとプリペイドカードの違いは支払い方法です

プリペイドカードが前払いなのに対し、クレジットカードは後日支払う「後払い」になります。

クレジットカードは今お金がなくても買い物ができるので便利ですが、使い過ぎには注意しなければいけません。

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まとめ

チャージ式のプリペイドカードは種類が豊富なので自分にあった物を選ぶようにしましょう。

クレジットカードと使い方はほとんど同じなので、学生の頃から使い方を学ぶことで、いざクレジットカードを持った時の練習にもなります。

小さいお子さんのお小遣いをチャージ式のプリペイドカードで渡すことで何にどのくらい使用したか確認することも簡単にできます。

ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。

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