日本は現金主義の人が多いですが、最近では政府の推奨もあり、キャッシュレス決済が多くの店舗で進んできています。
キャッシュレス決済にはクレジットカードやスマホ決済(QRコード決済や電子マネー決済、コード決済)などがありますが、まだクレジットカードを持っていない人は、どのクレジットカードが良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。
もし迷っているのなら初めてのクレジットカードは
楽天カードがおすすめです。
私自身まだ2年間ほどしか使用していませんが、クレジットカード初心者にもおすすめできるカードだと思っています。
他のクレジットカードと同様、メリットだけでなく、デメリットもあります。
今回は楽天カードのメリットとデメリットの両方をご紹介するので、ぜひクレジットカード選びの参考にしてください。
- これからクレジットカードを持ちたいと思っている人
- 楽天カードに興味のある人
- 実際に楽天カードを利用している人の感想を知りたい人
楽天カードとは?
楽天カードとは、楽天グループの楽天カード株式会社が発行しているクレジットカードです。
楽天カード会員数は2020年には1年で256万人増加し、2020年12月時点で累計2155万人に達しました。
参照:楽天カード株式会社 会社案内
また楽天カードはJCSI(日本版顧客満足度指数)のクレジットカード部門において、2009年度の調査から2021年度調査まで、顧客満足度で13年連続1位に選ばれています。
参照:2021年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第3回調査結果
(リンク先:公益財団法人 日本生産性本部)
このように楽天カードは、長年多くの利用者から評価されているカードになります。
そのため、初めてクレジットカードを持つ人にもおすすめできるクレジットカードなのです。
楽天カードを発行する際のブランドは「Visa」か「Mastercard」がおすすめです。
どちらもタッチ決済(クレジットカードをかざすだけで決済)ができるのでお支払いをスムーズに行うことができます。
特にこだわりがなければ、国内シェアが一番多い「Visa」がおすすめです。
楽天カードが初めてのクレジットカードにおすすめの理由
初めてのクレジットカードに楽天カードをおすすめする理由は次の4点です。
- 楽天カードは年間費が無料
- ポイントが貯まりやすい
- 初心者でも使いやすい
- スマホ決済が利用できる
年間費が無料
年間費がかかるクレジットカード(ゴールドカードなど)の方が優待特典が多いですが、利用しない時期があると損をする可能性があります。
そのため、初めてのクレジットカードは
年間費無料のカードを選ぶ
のが大切です。
初心者でもポイントが貯まりやすい
クレジットカードの還元率は0.5%が一般的です。
しかし楽天カードは1%の還元率(100円に付き1ポイント)があり、高還元率のクレジットカードになります。
楽天ポイントに加盟している店舗で使用する場合は、楽天カードで決済をすることで1%のポイントがつくことに加え、楽天カード提示によりさらに1%がつくので合計2%のポイントを得ることができます。
また楽天グループが運用する楽天市場を利用する場合は、ポイント還元率が1%→3%にアップし、SPU(スーパーポイントアッププログラム)を利用することで最大15%にアップします。
対象サービスの条件を満たすと楽天市場でのお買い物がポイントがアップするプログラムのことです。
全部で16サービスがあり、全て利用すれば最大で15%になります。
さらにポイントアップイベントやキャンペーンを活用することでさらにポイントを貯めることができます。
全てのサービスを利用する必要はないので、無理のない範囲でサービスを利用するようにしましょう。
楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがあるので注意が必要です。
通常ポイント・・・最後に通常ポイントを獲得した月を含めた1年間有効
期間限定ポイント・・・それぞれの限定ポイントによって有効期限が異なる
キャンペーンで貯まるのは期間限定ポイントです。
期間限定ポイントは延長出来ず、ポイントの支払いにも利用できないことがある(一部のサービス)ので注意しましょう。
ポイントが使いやすい
貯まったポイントは楽天市場のお買い物の支払いをはじめ、楽天グループが提供しているサービスで使用することができます。
1ポイント=1円で使用することができます。
ポイントで支払いをしても100円→1ポイントが貯まるのも魅力の一つです。
楽天ペイなどの楽天キャッシュでの支払いでは期間限定ポイントから使用されるので、期限切れでポイントがなくなってしまうことも少なくなるはずです。
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天Edy
- 楽天ウォレット
- 楽天モバイル
- 楽天でんき
- 楽天ガス
- 楽天ビューティー
- 楽天カーシェア
- 楽天市場
- 楽天ブックス
- 楽天西友ネットスーパー
- 楽天全国スーパー
- ラクマ
- 楽天Car
- 楽天ペイ
- 楽天RAXY
- 楽天オート
- 楽天ぐるなびデリバリー
- 楽天トラベル
- 楽天TV
- 楽天チケット
- Rakuten Music
- 楽天写真館
- 楽天占い
- 楽天マガジン
スマホ決済が利用できる
現在はキャッシュレス決済が広まっており、今後も拡大していくことが予想されています。
キャッシュレス決済ではクレジットカードの他にスマホ決済(QRコード決済や電子マネーなど)があります。
楽天では楽天ペイや楽天Edyがスマホ決済にあたります。
楽天Edy(電子マネー)を利用するならEdy機能付きの楽天カードを選びましょう。
Edy機能付きでないとEdyオートチャージが利用できません。
ただし楽天Edyアプリをダウンロードし、おサイフケータイを利用することでオートチャージ設定をすることができます。
設定の仕方は↓を参照してください。
おサイフケータイにクレジットでチャージ|楽天Edy(リンク先:楽天グループ株式会社 楽天Edy電子マネー)
楽天ペイと連携するとポイントアップ
楽天ペイと組み合わせて使用することでポイントアップさせることができます。
楽天カードを使ってのチャージ(0.5%)+楽天キャッシュでの支払い(1.0%)
=1.5%の還元
最初に設定をすれば、最大1.5%の還元を受けることができるようになります。
実際に感じたデメリット
ポイントの有効期限に注意が必要
期間限定ポイントは有効期限が決まっています。
期限は15日までや月末までなど保有する期間限定ポイントによって違うので確認しておきましょう。
広告メールが多い
ポイントアップのために、メルマガなどの受け取りが必要な場合があります。
通知が頻繁に来るので面倒に感じるかもしれません。
ただし、通知はお客様情報メニューより「メール配信の登録・停止」から手続きすれば簡単に止めることができます。
楽天ポイントは楽天市場では使用しない
楽天市場での使用は手軽にできますが、なるべく楽天ポイントは楽天市場で使用しないことをおすすめします。
なぜなら楽天市場でポイントを使用すると、その分クレジットカードの利用額が減り、一部のSPU(スーパーポイントアッププログラム)によるポイント還元額が減ってしまうためです。
そのため、楽天ポイントはできるだけ楽天市場以外で使用するようにしましょう。
まとめ
楽天カードは年間費無料で発行でき、ポイントも貯めやすいので初心者におすすめです。
デメリットについても工夫次第で対応することができます。
また楽天ペイなどの他のキャッシュレス決済を利用することで、街の店舗でもポイントを貯めたり、使用したりすることができるので、自分の生活スタイルに合わせて利用するサービスを増やしてみましょう。
加盟店も多いため初めてのクレジットカードは楽天カードの発行をぜひ検討してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。