花粉が増える季節になり、花粉症の人は辛い時期になってきましたね。
私も中学から花粉症に悩まされてきました。
花粉症対策は毎年おこなっていますが、外では花粉症対策も限られますし、完全に防ぐことは難しいと感じています。
しかし室内ではしっかりと対策すれば、かなり快適に過ごすことができることを実際に経験しています。
何も対策をしていない人に比べれば、雲泥の差です。
まだ何も対策していない人はぜひ今回ご紹介する方法を試してみてください。
- お家でも花粉症の症状が辛い人
- 室内での花粉症対策を知りたい人
- 花粉症の人がお家で快適に過ごす方法を知りたい人
お家の中で花粉症の症状がでる理由
お家に帰っても花粉症の症状がでる人は、室内に花粉がたまっている可能性があります。
- 外出時の衣類等に花粉が付着したまま部屋に持ち込んでいる
- 部屋の換気の際や玄関の開閉の際に、花粉が入ってきている
- 洗濯物を外に干して、取り込む際に室内に持ち込んでいる
室内に花粉がたまっていると症状が外と変わらない、もしくは外にいるより症状がひどい状態になります。
そのためお家で快適に過ごすためには、室内の花粉症対策はとても重要です。
お家で出来る花粉症対策は大きく分けて
①「お家の中の花粉を取り除く」
②「お家の中に花粉を入れない」
の2点です。
お家の中の花粉を取り除く
空気清浄機を設置する
空気中の花粉を取り除くために空気清浄機を設置することが効率的です。
床に落ちている花粉は吸いこまないので、扇風機などのサーキュレーターと合わせると効果的に花粉を吸収してくれます。
空気清浄機を購入する際には、集塵フィルターと適用床面積に気を付けて商品を選ぶようにしましょう。
・空気清浄機の置き場所
空気清浄機は、玄関に設置するのが理想的です。
玄関に置くことで外から持ち込まれる花粉を防ぐことができます。
リビングや寝室などの部屋に置きたい場合は、入り口付近に置くことで部屋への花粉を防ぐことができます。
加湿器を設置する
加湿をすることで花粉は水分を吸って、重くなって床に落とすことができます。
それだけでなく適切な湿度(40~60%)を保つことで、喉や鼻の粘膜を乾燥から守ってくれます。
そのため花粉症対策において室内の加湿はとても大切です。
花粉の多い場所の掃除をする
なるべくお金をかけたくない人は、花粉の多い場所を効率良く掃除するようにしましょう。
- 玄関
- カーペットや絨毯
- 窓の近く
- ベットやソファ
掃除する時には、最初に拭き掃除をしてから掃除機をかけるようにしましょう。
最初に掃除機をかけてしまうと、掃除機の排気で床の花粉が舞い上がってしまいます。
家の中に花粉を入れないための工夫
花粉は目に見えないため、全てを取り除くことは難しいですが、花粉が侵入しやすい経路を知り花粉を入れない工夫をすることで、室内の花粉量を抑えることができます。
- 帰宅時の衣類や髪の毛
- 外干しした洗濯物や布団干し
- 換気のために開けた窓や外出時の玄関の開閉
ちょっとした工夫で花粉の侵入を防ぐことができます。
いくつかご紹介するので、自分のできることから始めてみましょう。
家に入る前に花粉を落とす
帰宅時は家に入る前に洋服や髪についた花粉を玄関から少し離れたところでしっかり落としましょう。
ブラシなどで落とすのが理想ですが、手で払い落とすだけでも半分以上の花粉を落とすことができます。
衣類はリビングや寝室にいれない
花粉がついている衣類はなるべく玄関付近に収納するようにするか、すぐに洗濯するようにしましょう。
粘着テープで花粉を取ることでも衣類についた花粉を減らすことができます。
帰宅後すぐにシャワーを浴びる
花粉は衣類だけでなく、髪の毛や肌にも付着しています。
帰宅後はなるべく早くシャワーを浴びて付着した花粉を落とすようにしましょう。
洗濯物は外に干さない
外に干すと花粉が洗濯物に付着しているため、洗濯物を取り込んだ時に花粉も一緒に部屋に持ち込んでしまいます。
花粉が多い時期には室内物干しや乾燥機を使用するようにしましょう。
衣類の素材を厳選する
ナイロンやポリエステル、革など表面がツルツルした生地を選ぶことで花粉がつきにくく、手で払いやすくもなります。
逆にニットやウール素材の衣類は花粉が絡まりやすいため花粉の時期は避けるようにしましょう。
柔軟剤を使う
柔軟剤は衣類をふんわりと柔らかく仕上げるだけでなく、使用することで衣類の繊維同士の摩擦を減らすことができるため静電気の防止になります。
静電気を防止することで、衣類につく花粉の量が少なくなります。
そのため洗濯の際には柔軟剤を使用し、静電気を予防しましょう。
静電気防止スプレーを使用する
外出時に静電気防止スプレーを使うことで静電気の発生を抑え、花粉が付着しにくくなります。
こすれやすい部分を中心にスプレーしましょう。
換気は花粉が少ない時間帯にする
花粉はお昼前後(11~14時)と日没前後(17~19時)の時間が多いため、その時間帯の換気は控えるようにしましょう。
早朝は一日を通して花粉が比較的少ない時間帯になるので、換気したい日は朝早く起きて換気するようにしましょう。
参照:花粉情報サイト 環境保健マニュアル2019(リンク先:環境省)
まとめ
花粉症の症状はとても辛いものです。
しかし対策をきちんとすればお家では快適に過ごすことができます。
実際に私は対策する前と対策したあとでは、お家で過ごす快適さが変わりました。
今室内に限っていえば、花粉症がない時期とほとんど変わらずに過ごすことができます。
花粉症対策をしていない人ほど、今回ご紹介した方法を試してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。