防災・防犯対策

普段からすべき災害時の備えについて-いざという時のために取り組むこと

日本は地震や台風、火山噴火など自然災害が世界的にみても多い国です。

毎年自然災害により多くの人の命が奪われています。

日本に住む以上、日ごろから突然の自然災害に備えておくことは必要になります。

防災について学び、もしものときに備えましょう。

今回は普段からすべき災害時の備えについてご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ
  • もしもの時のために何を準備すればいいのか知りたい人
  • 防災について学びたい人
  • 日頃からできる防災について知りたい人

自然災害が多い日本

日本は地震や台風、津波、火山噴火などの自然災害が多い国です。
特に地震においては世界的にも日本は多いといえます。

例えばマグニチュード6.0以上の地震は世界の1/5を日本が占めています。
近年では、首都直下地震の危険性も指摘されています。
また、台風の上陸による大雨や洪水、土砂災害のニュースはテレビなどでよく見ているのではないでしょうか。

つくし
つくし
自然災害は他人事ではなく、日本に住む私たちにとって身近なものなのです。
もしもの時のために、しっかりと備えておきましょう。

家族での話し合いと決めておくこと

避難場所とそこに行くまでのルートの確認

自分が住んでいる地域の避難場所は、ハザードマップで確認することができます。

「ハザードマップポータルサイト 国土交通省 ハザードマップポータルサイト」の「わがまちハザードマップ ~地域のハザードマップを入手する~」からお住いの地域を調べてみて下さい。
また、同サイトの「重なるハザードマップ」では、道路防災情報から規制区間などを調べることもできます。

ハザードマップポータルサイト (gsi.go.jp)
リンク先:国土交通省 ハザードマップポータルサイト

つくし
つくし
ハザードマップを見ることで避難場所だけでなく、自分が住んでいる地域が災害によりどんな影響を受けるのかがわかります。

いざという時、すぐに避難できるように事前に避難場所とそこに行くまでのルート確認をすることが重要です。

避難場所と避難所の違い

  • 避難場所は災害から迅速に身を守るために逃げる場所です。
    例:公園や学校の校庭、津波タワーなど
  • 避難所は一定期間避難生活をする場所です。
    水や生活物資などが備えてあります。
    例:学校の体育館や公民館など

※地域によっては同じ場所が指定されている場合もあります。

家族の連絡方法

家族が離れ離れになった時の連絡方法について確認しておきましょう。

今はスマートフォンや携帯電話を持っている子供も増えてきています。
その一方で、公衆電話を使ったことがない子が多くなっています。
災害時には公衆電話のほうがつながりやすいため、一度も使ったことのない子供には教えてあげましょう。

意外と知られていませんが、電話がつながりにくくなった場合には声の伝言板が便利です。災害発生時に提供される「災害用伝言ダイヤル」を利用することで伝言を残すことができます。
利用したことがない人は防災週間などで体験することができます。
ぜひ一度体験してみて下さい。
経験したことが一度でもあるといざという時必ず役に立ちます。

つくし
つくし
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを使っての連絡方法も有効です。
普段から使い慣れている情報ツールは、いざという時は連絡方法に有効に活用できます。

災害用伝言ダイヤル使用方法

①伝言の録音

171→1→自宅の電話番号や連絡を取りたい相手の電話番号

伝えたいことを30秒以内で話す

②伝言の再生

171→2→自宅の電話番号や連絡を取りたい相手の電話番号

伝言があった場合は音声が再生される

災害用伝言ダイヤル体験利用について

下記の期間は災害発生に備えて災害用伝言ダイヤルを体験できます。

  • 毎月1日,15日 00:00~24:00
  • 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
  • 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
  • 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)

参照:NTT東日本 災害用伝言ダイヤル(171)体験利用のご案内

家に備蓄しておきたいもの

大規模災害時には救援物資が避難所などへ輸送されますが、輸送されるのは災害発生時から3日以降のことが多いと考えられます。
なぜなら、災害発生から3日を過ぎると生存率が著しく低下するため、3日間は人命救助が優先されるためです。

災害が起こった際には水道、電気、ガスなどのライフラインがストップし、使用するのが困難になることもあります。
そのため、救援物資が届く3日間は自力で乗り越えられるように、事前に準備しておくことが必要です。

用意するものや数量は各家庭の家族構成によって違います。
それぞれの家庭に合った備蓄品を選んでおいておきましょう。

備蓄しておきたいリスト

  • 飲料水
    1人1日に3ℓの水が必要と言われています。人数分確保しておきましょう。
  • 食料品
    乾パンなど日持ちのする非常食や火を使わなくても食べられる食品
  • カセットコンロとガスボンベ
    温かい食べ物を食べるためには必要不可欠です。予備のガスボンベも用意しておくと良いです。
  • ラジオ
    災害時に大事な放送を受診できる防災ラジオがおすすめです。
  • 懐中電灯
    持ちやすいサイズで防水機能のついたものがおすすめです。
  • LEDランタン
    懐中電灯だと手前しか照らせないためです。
  • 乾電池
    ラジオや懐中電灯用の乾電池は予備も備蓄しておくことが必要です。
  • 赤ちゃん用品や介護用品、生理用品
    避難所で手に入らない可能性があるため準備しておくことが必要です。
  • 簡易・携帯トイレ
    「便座に袋をセットして使うタイプ」と「局部に直接当てて使うタイプ」があります。自分で後始末までしないといけないので、処理のしやすいものを選びましょう。
  • ウエットティッシュ
    手洗いなどのかわりに使用でき、水の節約になります。
  • ゴミ袋
    非常時の給水の袋に代用したり、非常用トイレに使用したりと利便性があります。
  • 携帯電話のバッテリー
    太陽光で充電できるタイプにしておくと、電池切れを心配する必要がないためおすすめです。

1つずつ用意するのが大変という人は防災グッズがおすすめです。

楽天1位獲得【防災士が厳選した防災グッズ44点セット】防災グッズなら【ディフェンドフューチャー】公式ホームページはこちらから



無理しない備蓄(ローリングストック)とは?

普段から使っている日用品や保存の利く食品を少し多めに買っておき、使った分を補充していく方法をローリングストックといいます。
この方法なら消費をしつつ、備蓄することができるため無理なく備蓄をすることができます。

食品は賞味期限の長いものを少し多めに買うようにして、賞味期限が切れそうなものから使うようにしましょう。

同じ食品を一緒にしておくと、いつの間にか賞味期限がきれてしまうこともあるかもしれません。
それを防ぐには100均で購入できるボックスなどを利用しましょう。
賞味期限の早いものを手前、遅いものを奥にして、手前から使用することで賞味期限切れを防ぐことができます。

ローリングストックおすすめ一覧

  • 飲料水
  • レトルト食品
  • 即席めんや乾めん
  • お米・パックご飯
  • インスタント食品
  • 缶詰
  • 健康補助食品
  • トイレットペーパー
  • ティッシュペーパー
  • 紙おむつ
  • 生理用品
  • ゴミ袋
つくし
つくし
私もローリングストックを始めてみました。
それまでは備蓄していても賞味期限が切れてしまい、捨てざるをえないこともありましたが、ローリングストックをするようになり食品を捨てることがなくなりました。

まとめ

まとめ
  • 自然災害が多い日本

日本は災害の多い国
他人事ではなく、当事者意識をもつ

  • 家族での話し合いで決めておくこと

ハザードマップを使用して避難場所とそこに行くまでのルートの確認をする

家族が離れ離れになった時の連絡方法を決めておく
(災害伝言ダイヤルやソーシャルメディアの使用など)

  • 家に備蓄しておきたいもの

最低3日間は、乗り越えられるように備蓄をする
ローリングストックで普段の生活から、無理なく備蓄をする

今回は普段からすべき災害時の備えについてご紹介しました。

災害は突然やってきます。

大切な人を守るためにも、多少面倒でも災害時のことについて家族で話し合いをしましょう。

事前に準備した人が助かる確率は高いのは必然の事です。

まずは出来ることから災害に備えるようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

楽天市場において、防災セットで初めて総合1位を獲得した超人気防災セット「SHELTERシリーズ」はこちらです。
「転がす」「背負う」「持つ」3WAYキャリーリュック採用 ものすごい防災セットシリーズ

https://www.tukushiyurublog.com/cupnoodle/