防災・防犯対策

声が出せない時にも使える痴漢対策ツールを使ってみた-アプリの使い方と特徴

今回は痴漢対策ツールの1つである

「痴漢かも:電車内<不自然な接触>情報共有」LINE公式アカウント

を使用してみて感じた使いやすさや特徴についてご紹介したいと思います。

痴漢被害は毎年数百件検挙されていますが、それでも氷山の一角で多くの人が泣き寝入りしているのが現状です。

つくし
つくし
被害のほとんどが若い女性ですが、男性でも痴漢被害にあった人はいます。そのため男女とも注意が必要です。

多くの人が恐怖心などから周りの人に助けを求めることができずにいますが、防犯アプリや対策ツールを使用することで痴漢犯罪人を捕まえることが出来た事例も増えています。

ほとんどのアプリやツールは無料でインストールできるので、万が一の時のために自分にあったものをインストールしておきましょう。

この記事はこんな人におすすめ
  • 痴漢被害にあっているor過去に痴漢被害にあった人
  • 防犯アプリや痴漢対策ツールを探している人
  • 通学・通勤で電車を利用している人

参照:「痴漢かも:電車内<不自然な接触>情報共有」LINE公式アカウント(リンク先:Vitalica株式会社)

「痴漢かも:電車内<不自然な接触>情報共有」の良い点

偶然接触しているのか痴漢のなのか分からない時には、なかなか声を出したり、手を掴むなどの行動を起こすことができないはずです。

そんな痴漢かどうかの判断に迷った時に使えるように開発されたのがこの「痴漢かも:電車内<不自然な接触>情報共有」アプリです。

不自然な接触=痴漢かどうかの判断に迷った時の接触

このアプリを使ってみて感じた良い点は大きく分けて3点です。

使ってみて良かった点
  1. 声をあげなくても助けを求めることができる
  2. LINEで周りに知らせることができる
  3. 事前に試してみることができる

①声をあげなくても助けを求めることができる

痴漢被害にあったときに、「声をあげる」や「手を掴む」などの行動をすることが推奨されていますが実際に被害にあった時に実行できる人は少ないと思います。

この対策ツールを使用することで声をあげたり、手を掴むなどすることなく周囲の人に助けを求めることができます。

つくし
つくし
痴漢かもと思った時点で使用できるので、防犯ブザーよりも使用する際のハードルは低く利用しやすいと思います。

②LINEで周りに知らせることができる

普段使っているLINEを使って周りに知らせることができるため、他の防犯アプリよりも使用しやすいと感じました。

使用するために新たにダウンロードする必要なく、友達登録するだけで使用することができるので、使用するしないにかかわらず友達登録しておくと良いと思います。

③事前に試してみることができる

普段から練習できるように練習モードがついています。

使い勝手を事前に確かめることができるので、被害にあった時すぐに使えるか試しておきましょう。

何度も練習しておくと万が一の時にスムーズに利用することができるはずです。

「痴漢かも:電車内<不自然な接触>情報共有」の使い方

練習用アカウントを使って使用方法を説明していきます。

操作は難しくないので、実際に友達登録して練習してみましょう。

練習用アカウントを友達登録すると以下の画面になります。

まずは適当に文字やスタンプを送ってみましょう。

送ることで情報共有モードになります。

位置情報を共有するために青く表示されているURLをタッチします。

練習用では位置情報はランダムで表示されます。

本番モードでも個人情報や位置情報は公開されないので安心して下さい

位置情報を送信することで情報共有することができます。

情報共有されると友達登録(アカウント登録)している他のユーザーに以下のような情報が発信されます。

声を出さなくてもスマホの操作だけで、周りの人が気づいてくれる可能性が高くなります。

練習用では何度も練習できるのは嬉しいですね。

もしもの時のために何度も練習して備えておきましょう。

「痴漢かも:電車内<不自然な接触>情報共有」は、以下のように痴漢の防止以外にも不審者(刃物所持、放火、自慰行為など)の可能性がある場合に情報共有できるようになっています。

あったら嬉しい機能

防犯ブザー機能

声を出さずに周囲の人に助けを求めることが出来るのは今までにない機能ですし、操作も簡単で使いやすいと思いました。

これに加え個人的には、同じツールで防犯ブザー機能があれば、さらに使い勝手がいいなと思いました。

まとめ

実際に被害にあった時に声をあげたり、捕まえる行動ができれば最適だとは思います。

しかし実際には恐怖心などから実行できずに、泣き寝入りする人が多くいます。

今回ご紹介した痴漢対策ツールは、そんな人でも比較的実行しやすいものだと感じました。

いつ自分が被害にあうかは誰にも分かりません。

練習を繰り返して、万が一の時も実行できるように備えておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。

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